top of page

HARUKA TSUKUGAYA

​家族構成/叶汰と寮住まい

従兄妹/御剣一途

幼馴染/五十嵐叶汰、七十部空海

恋人/五十嵐叶汰

上司/アキさん

​後輩/京谷紫摩(なう宅)

​腐れ縁/不死川ゆり(やまな宅)

所属/

身長/

誕生日/

一人称/ 二人称/

三人称/

武器/

特技/

趣味/

好きなもの/

嫌いなもの/

​イメージCV/岡.本.信.彦

​所属/大和皇国鎖環連合《黒軍》暗殺部隊第三学年

寡黙で聡明、整った容姿。少々枯れても見えるほど大人びた少年。無愛想で仲が良くとも長く喋って会話することは少ない。しかし怒っているわけでもない。見た目と雰囲気通り騒がしい場所を嫌い、落ち着いた静かな場所を好む。落ち着いてはいるが沸点はかなり低く、意外とすぐ声を荒らげ周りに吃驚される。趣向は日本式で好物は蕎麦と抹茶。日本武道の静謐とした空気が好きで、時間があればよく空手や弓道などの訓練場に顔を出し手ほどきを受けたり精神統一をしている。現在は幼馴染の五十嵐叶汰と共に、高校生二人暮らしにしてはそこそこのアパートで二人暮らし中。二人が付き合うようになったのは、高校一年のある日叶汰を半ば無理矢理に襲い、それを叶汰が拒絶しなかったため。

 

白軍下級士族九十屋家の嫡子。本名は九十屋遙。幼馴染は親交のある五十嵐家の次男五十嵐叶汰、叶汰と仲の良い名門七十部家の長子空海。九十屋家は名門八十園家の遠縁にあたる暗殺一家で遥叶も例外なく暗殺術を学んできた。身内狩りをも行う八十園家とは異なりその仕事は暗殺家らしく敵軍の暗殺や潜入捜査。遥叶も両親のように軍のため九十屋家としての責務を全うするのだと幼いながらに意気込んでいたが、10歳の時遥叶はある少年と出会う。学ランを身に纏う少年に遥叶は警戒心を露わにするが、少年に告げられた九十屋と五十嵐家の汚職の数々に戸惑いを示す。ハッタリだ、証拠を見せてみろと叫ぶが少年が提示する証拠は汚職の事実を確立させるばかり。密やかに賄賂を渡していたパーティー、自軍の要人暗殺の詳細。つい数日前に今回の依頼人だと言って遥叶も挨拶へ赴いた男の写真もあり、男は黒軍の幹部だった。とどめに少年は「近いうちに叶汰が形式上の人質として黒軍に引き渡され殺されてしまうかもしれない」と囁く。猜疑心に満ちた遥叶は少年に渡された小太刀を手に、ただ叶汰を護りたい一心で九十屋家と五十嵐家を召使い共々一夜のうちに鏖殺してしまう。騒ぎに気づき起きた叶汰は物言わぬ肉塊となった愛する両親の姿を見(姉、叶江と兄、叶雨は当時学生で寮暮らしだったため無事だった。)、発狂した。泣き叫ぶ叶汰の姿を見た遥叶はふつふつと加虐心と歪んだ愛を煮えらせ、叶汰を抱きしめて自分が"すべて"から叶汰を護ることを心に決める。叶汰を盲目的に愛するようになったのはこの頃から。遥叶は叶汰の手を引き、元凶である少年と共に死を偽装し黒軍へ亡命する。この少年が、後の遥叶の上司である黒軍現上層部幹部、アキである。

亡命の際、愛する叶汰から一字貰い、書面上の手続きこそしていないものの"遥叶"と名乗るようになる。

自身が戦場に立つと発狂してしまうことをどうすべきか思いあぐねている叶汰は遥叶に対して多少の責任転嫁をしている節がある。だが汚職に溺れた五十嵐家と九十屋家は白軍、黒軍にも敵を作り暗殺の対象になっていたため、両家が崩壊するのは時間の問題だった。当時のアキが何を思い滅亡を招いたのかは不明だが、一切の罪なき2人の子供のみを助け、いつか遠くない日にやってくる崩壊の時を早めただけとも見て取れることに、事の顛末を考えないようにしている叶汰は気づいていない。遥叶にも必要以上に掘り返す意思もないため、時に2人はすれ違ってしまう。

bottom of page