AZUMA'S GAKUSEN
ADUKI MISO
恋人/天神畢(星海宅)
兄妹/一十瀬星垂(兄)、愛嘉護王(兄)、その他多数
幼馴染/二十里陽咲
部隊/白雪隊(白雪姫、番棺(星海宅))
所属/インペラトル《赤軍》諜報部隊白雪隊 第一学年
身長/152cm
誕生日/12月22日
一人称/あづき 二人称/あなた
三人称/名前呼び捨て、〇〇ちゃん先輩、〇〇くん先輩
武器/手榴弾、閃光弾、催涙スプレー
特技/ハニートラップ、泣き寝入り
趣味/ロザリオ作り
イメージCV/伊.藤.か.な.恵
すれ違う老若男女が振り返るような美少女。本人も自覚しており、その容姿を余すことなく、軍に於いては時に体も使ったハニートラップを得意としている。
可愛らしい仕草と言葉遣いで人と接するが、実際には非常にドライな性格。元恋人の一十瀬星垂などには言葉の棘を隠そうともしない。
幼馴染の二十里陽咲を非常に大切に思っており、陽咲のためなら非力な自分を犠牲にしてでも護ろうとする節がある。産まれてすぐに孤児院の前に捨て置かれ、院の中でも腫れ物扱いされた阿月に仲良くしてくれた陽咲は、彼女にとって恋人でも家族でもなく、枠に囚われぬただ唯一大切な人となった。
しかし中学3年の際に陽咲の異常と言える愛を向けられ、目玉を左目を奪われてしまう。何より大切だった陽咲に初めて恐怖した阿月だが、自身の傷つけた痕により大声を出せなくなってしまった陽咲の喉に罪悪感を感じると同時に目に見える形で残ったお互いの傷痕により強固な見えない繋がりを感じるようになる。
怪我により陽咲はもう自分から離れられないという確信を感じているという事実、陽咲に隠れてハニートラップを仕事としている後ろめたさと自身の浅ましさを感じていることからわかるように、既に幼い頃のように純粋な思いで陽咲と共にいることはできなくなってしまっている。阿月はそれでも自分のできることで陽咲のことを守れるならばと純粋を装い陽咲の横で笑い続ける。
「三十尾」という姓は彼女が「三十尾の子供たち」の1人であることによる。「子供たち」は特に定まった名称ではないが、孤児院や娼館で蔑称として使われてきており、一般に広まっているわけではない。「三十尾の子供たち」とは赤軍構成員である「三十尾」という姓の男が、無差別・無作為に娼婦や売女を孕ませ産ませた子供たちの総称。そのため産まれた子供たちは殆どの場合孤児院や寺院、修道院などに棄てられ、親の顔を知らない。そして顔も存在も知らぬ異母兄弟が沢山いる。自分が「子供たち」であると自覚している子は少なく、また「子供たち」同士が居合わせても認知することは更に少ない。しかし「子供たち」は共通して、皆三十尾の男の特徴を色濃く受け継ぎ、皆一様にして艶やかな美しい黒髪と眉目秀麗な容姿をしている。