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KANATA IGARASHI

家族構成/遥叶と寮住まい

兄姉/五十嵐叶江(姉)、五十嵐叶雨(兄)

​幼馴染/九十屋遥叶、七十部空海

​従兄弟/七十部空海、七十部最澄

所属/大和皇国鎖環連合《黒軍》一般部隊五十嵐隊隊長 第三学年

​身長/175cm

誕生日/5月14日

一人称/俺 二人称/お前、君

三人称/呼び捨て、〇〇ちゃん

​武器/弩(一通りの武器は発狂本能で扱える)

特技/場の盛り上げ

趣味/ナンパ

イメージCV/立.花.慎.之.介

 

明るく飄々とした性格でその場を盛り上げるムードメーカー。からかいがいのある人をおちょくって楽しむこともあるが、自身がネタ要員になることもしばしば。性に対して奔放な節があり、遥叶という恋人がいながら女の子と遊ぶことも多い。しかし元がお坊っちゃんなためか基本スタイルとしてレディファーストは貫いており、女の子に対しては優しく、相手との距離を測るのが上手い。彼なりのモラルもあるため、遊びの噂は絶えないが大きな女性トラブルはほぼないと言える。軽いのもまた事実だが、相手が誰であっても気配りのできる彼の人柄は皆から評価されている。

 

現在は黒軍に籍を置いているが、生まれは白軍の名家である。名門七十部家とも血縁のある五十嵐家の次男だが、五十嵐叶汰は「死んだ」。

 

幼少期は幼馴染の九十屋遥、同時に従兄弟でもある七十部空海と共に育つ。昔からそこまで頭もよくなくやんちゃ坊主だったが、次男であるため比較的自由にさせられてきた。泣き虫だった遥を嫌味な名家の子息たちから守っていたため遥には懐かれ、また空海はおどおどした遥よりも明るい叶汰と遊ぶ方が好きだったため基本的には2人による叶汰の取り合いになっていた。その平和な日々が変わったのは3人が10歳の時である。遥が五十嵐家と九十屋家を従者共々皆殺しにしたのだ。遥は叶汰のみを生かしたが、叶汰は細切れの肉片に変わり果てた愛する家族たちを目の当たりにし精神が破綻。泣き叫び発狂してしまった。遥に手を引かれ黒軍に亡命し、このことは防衛本能から無意識に家族のことを考えないようになり心の奥底にしまいこんだ。以来、叶汰は武器を握ったり血の匂いが充満した戦場に立つと発狂し破壊の限りを尽くすようになる。

 

少し年の離れた兄姉がいる。両親や親戚筋の人達は皆遥叶によって殺されたが、当時学生の身であり、現在の叶汰と同様寮に入っていた叶江と叶雨は遥叶の凶刃から逃れた。2人のことを日常で考えないようにしているため、できることなら再会したくないとさえ思っている。

 

高校に進学した後は一般部隊を転々としている。その理由は、手に負えないから。発狂した叶汰の相次ぐ命令違反、過剰攻撃、敵味方関係なく巻き込む戦闘に皆が畏れ離れていってしまったからである。無所属となってしまい途方に暮れていたところに出会ったのが家出少年__もとい、家出少女六十苅瑚菜。家から身一つで飛び出してきた瑚菜を寮の自室に匿った叶汰に瑚菜は恩義を感じ、礼をしたいと叶汰に伝える。一般部隊全体から腫れ物扱いされていた叶汰は、自分と一緒に戦ってほしいと叶汰のほうから頼み込む。快く引き受けた瑚菜と、叶汰は部隊を結成する。その後、同級生の朱凰瞬、一つ後輩の祝子悠を部隊に迎え、五十嵐隊は部隊員全員がガンナーという稀有な構成も相まって、めきめきと頭角を表し始める。

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